更年期症状を逆手に美肌と健康を得る:眠りのパワー編

更年期

こんにちは。

今日は私の陥っていた怠惰な1ヶ月半と睡眠パワーについてお話ししたいと思います。
更年期症状で困っている方も、眠りが浅くて困っている方や免疫力を向上したい方、そして若さを保ちたい方にも読んで頂きたい内容です。

突然の睡魔と50女の焦り

この夏50歳になって、その重みを痛感しています。更年期症状からなのでしょうか、または単なる体力・スタミナが低下していただけなのでしょうか。

確かに当時の日本の気温は37℃くらいで、こちらの気温が15℃程度。その変化は著しく、また日本滞在中の疲れや長時間フライトの疲れもあったとは思います。7月末に日本から戻ってから、毎日怠くて無気力で。ベッドから立ち上がるのも億劫なほど。

気持ちだけが焦り、何となくモヤモヤが絶えませんでした。そんな中、突如として私を襲った「睡魔」。活動も思考も、まるで一時停止ボタンが押されたかのように、すべてが停滞してしまいました。

ゴチャゴチャ頭と謎の焦り

この期間、私の頭の中はまるでゴチャゴチャとした部屋のよう。何をしたいのか、何が目的なのか、それすらわからなくなっていました。

ただ一つ確かだったのは、動かなければ!何かしなければ!急がなくちゃ!という、謎の焦りだけでした。焦れば焦るほど、エゴの声は大きくなり、無気力な自分への罪悪感が増す一方。少々うつ傾向へと転じていきました。

罪悪感を乗り越え、眠りへ

そしてしばし罪悪感との戦い期間を経て、私をさらに弱体化させるエゴの声を押し退け、眠い自分に「何にもしなくて良い」という許可を下しました。1ヶ月半近くもの間、食事の準備やお弁当作りや掃除など最低限の家事はやりましたが、それ以外は思考停止してひたすら寝ていました。

時々エネルギーがある日は思い付きで活動をし、スタミナ切れになったら寝る。その繰り返し。

でもそんな自分も許す。

そしてある日、目が覚めた瞬間、長い間感じていなかったエネルギーと明確な目的意識が戻ってきたのです!

早速、自分のなりたい姿をノートに書き留め、そうなる為のイメトレ&実行を始めることにしました。
こうなれば、あの謎の焦りにも睡魔にも、全てに感謝の気持ちが湧いてくるというものです。

ネガティブさん、目的を明確にしてくれて、ありがとう!!

眠りの美容効果

「美は一日にしてならず」なんて言いますが、睡眠と美容の関係はとても密接です。1ヶ月半ほど「充分」のレベルを遥かに超えた睡眠を確保した後、私の肌は結構良い状態に。これには前回の記事のローズウォーター化粧水も一役買っていると思いますが、睡眠も主役級なのは確実です!

更年期と睡眠の関連性

更年期にありがちな憂鬱、怠さ、眠気、集中力の欠如…これらすべてに睡眠パワーが発揮されると考えていいと思います。私自身、それを体験して確信しています。

質の良い眠りは、疲労回復効果のみならず、集中力アップや心の安定、脳の整理、免疫力向上、ダイエットに至るまで効果を発揮するようです。

ちなみに1ヶ月半も食っちゃ寝生活をした私ですが、特に太りませんでした。毎日20−30分歩いたからだけではないと思います。やはり「眠り」そのものにもダイエット効果があるのではないかと考えています。睡眠中に多く分泌される成長ホルモンには、脂肪燃焼を促進する効果があるとか!

眠りの質を高める3つの対策

年齢が上がるにつれてメラトニンの分泌が減少するという研究結果があるようです。特に更年期以降、体内のホルモンバランスが大きく変わる女性にとって、メラトニンの減少は睡眠の質に影響を及ぼす可能性が高くなります。

更年期には、エストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)といった女性ホルモンも減少します。これらのホルモンは、体温調節、心の安定、そして睡眠の質にも影響します。メラトニンの減少もこの一連の変化に拍車をかけ、更年期特有の症状(例:ほてり、イライラ、憂鬱、肌の老化など)を引き起こす可能性があるそうなのです。

これはなんとしても、できるだけ食い止めたいところですよね!
簡単にできそうな対策を調べてみました。

  • 体内時計を整える:
    まず大切なことは、起きる時間を一定にすること。そして朝日を浴びること(一番大事な点です)。体内時計が整えば不眠も解消しやすくなります。また、免疫力が上がり、体重管理がスムーズになりやすく、心臓病や糖尿病のリスク低減し、肌や髪の老化を遅らせるなどメリットいっぱいです。
  • 良い睡眠環境を作る:
    寝室の温度や湿度にも気を付けて、真っ暗な状態で寝ましょう。ラベンダーなどの香りの力もかりるとぐっすり眠れると思います。
    過去の経験からお話しすると、携帯は飛行機モードで又は枕元からかなり離して眠ることをお勧めします!私は飛行機モードで寝ますが、肩こりがかなり軽減しました。
    また、日中のストレスを解消する方法も考えておきたいですね。
  • 運動する:
    シンプルながらも効果的。適度に運動をすることで、心地よい疲れを感じ、質の高い睡眠へとつながります。もちろん、シェイプアップや美肌効果も期待できます。

まとめ

更年期症状が辛い時、頭の整理がつかず負のサイクルにハマっている時など、急がば回れの精神でまずは全てをストップして「寝る!」って決めて眠り続けるのも良い方法だと思う一件でした。

もう有休使って寝る!くらいの勢いで本気で寝てください。

忙しさもあるし、限られた時間内でやりたい事も多い中、つい軽視してしまっている睡眠ですが、どんなサプリメントよりも、どんな栄養満点な食事よりも、高価なアロマテラピーやマッサージよりも、問題を一気に解決できる手段は睡眠だと思います。そして適度な運動も合わせれば、健康・美容・大病予防・精神安定・やる気など様々な復活が期待できるのではないでしょうか。

そんなことを学んだ8月9月でした。

更年期美容・健康
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