2024年 祈り

こころ

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年末から日本に一時帰国していました。
久しぶりの日本での年明けでしたが、やはり日本のお正月は味わい深いですね。
ゆく年くる年、除夜の鐘、初詣、お節料理、お雑煮、すべてが安心感を与えてくれます。

私の暮らしている国の年明けは、一言で言うと「派手」または正反対の「静寂」。
街中や大きめの村は年明け少し前から花火バンバン打ち上げてみんなで「おめでとう!!」と見知らぬ人とも乾杯し合うけど、昨年引っ越してきた小さな村では誰1人外に出ていなくて「シーーーン」としています。

日本の年明けは、大晦日から始まって静かで温かく、そして心引き締まる感じ?
うーん、うまく言葉にできないな、思い出も含めたもっと複雑な心地良い感覚です。

ただ、今年は年明け早々悲しいニュースが多かったですね。

石川県の地震によって亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた皆さま、そしてそのご家族の皆さま、1日でも早く心の回復ができますこと、そして少しでも早く日常を取り戻せますことをお祈りしています。

航空機の衝突も、能登半島地震への支援に向かう途中での事故ということで本当に胸が痛みます。
心からご冥福をお祈りするとともに、ご家族やご関係者の悲しみが少しでも早く和らぎますことを祈っています。

また、被害に遭われた皆さまのショックも大きかったことと思います。
私もよく飛行機に乗るので、他人事とは思えません。
どうか、1日でも早く心の回復ができますようにお祈りしています。

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祈るって何でしょうね。。
私は特定の宗教を持っていませんが、大いなる何かの存在は信じているしご先祖さま方への敬意は強く持っています。

そして記憶が残っている範囲では、なぜか幼稚園児の頃から祈っていました。

カトリック系の幼稚園に通っていたので、家には幼稚園から貰ったキリスト様とマリア様の置物があって、誰に言われるでもなく、その像に向かって毎日家族の健康と幸せを祈っていました。

子供を産んでから息子たちがお祈りしない姿を見て「あれ?私って結構変わった子だったのかな?」なんて気付きました(笑 

今はご先祖さま方、母、八百万の神とも言えるあらゆる存在に毎朝手を合わせていますが、心が安定するような気がします。

私にとって「祈り」は、「癒し」だったり「感謝」だったり「自分を見つめ直す場」みたいな役割を持っているのかもしれません。


そういえば、今まで自分の初宮参りの神社に興味を持ったことがなくて、それがどこかも知らなかったのですが、急に行ってみたくなって今年は父に聞いてみました。

その回答にビックリ。

「明治神宮」

なぜかというと、実はちょっと苦手というか、相性が良くないと思っていた神社だったから。

過去に2回行ったことがあるけど、1回目は一緒に行った彼氏と喧嘩、2回目は一緒に行った彼氏とお別れしたりしていたので。(なぜかいつもデートコース)

でも、なんだか初宮参りの神社に行ってみたい気持ちが強かったので、なんと25年位ぶりに明治神宮を訪れてみました。お正月なのでものすごい人混みで一瞬たじろぎUターンしそうになりましたが、せっかくここまで来たのだから!と覚悟を決めて並んできました。

結果、明治神宮の空氣は軽やかで優しく、今までの苦手意識を払拭してくれました。
明治神宮の由来や歴史も学べたし、その流れで教育勅語についても自分なりに学べる良い機会となりました。

なんとなく行きたいと思った場所には行ってみるべきですね。

心新たに、2024年をスタートさせることができました。

明治神宮は、第122代天皇の明治天皇と昭憲皇太后を御祭神としています。
今回の参拝を機に、明治天皇が発せられた教育勅語について学んでみました。
今までは、教育勅語と聞くと少し歪められた意味合いで受け取ってしまう人も多いかと思いますが、実は私もその1人でしたが、本来は日本人にとって大切な心得が書かれています。

現在、私達はさまざまな問題について自己判断が求められる時期にあると感じています。
賛否両論が存在するのは良いことだと思いますが、教科書や権威ある人々の言葉を盲信するだけではなく、自分自身で情報を評価し、判断する能力を取り戻していきたいですね。

私はこちらの本を購入し、読んでみました。
また記事にしてみたいと思います。


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