これ、見た目に似合わず、本当に美味しいです!
お酒のつまみなので、ちょっと味濃いめです。
大人はついついお酒が進み、
お酒飲まない子ども達は白いご飯でモリモリ食べます。
しかも簡単!
下準備としてしっかりマリネしておけば、あとはオーブンに入れて時々ソースを絡ませるだけ。
和風の甘辛味の手羽先も大〜好きだけど、洋風手羽先も時にはなかなか良いですよ。
作り方のその前に、今回興味がわいて調べてみた手羽先の豆知識からシェアしますね。
手羽先の豆知識
手羽先料理の歴史
手羽先料理でパッと思いつくのは、手羽先唐揚げとか手羽先煮とかでしょうか。
パリッ、ジュワって食感の唐揚げでビール!最高ですね。
大根と一緒に煮込んだ、口の中でトロリととろける食感の手羽先煮に日本酒!あぁ、これも最高です。
このどちらも昭和30年代に名古屋で発祥したようです。
それ以前は、手羽先といえば「スープのダシ」くらいにしか思われていなかったようですが、鶏料理の本場と言われる九州で磨いた秘伝のタレを使った手羽先唐揚げを生み出したのは名古屋の「風来坊」というお店。
そして魚の煮つけにヒントを得て、手羽先を煮込んだ料理を考案して大反響を呼んだのが、「さんわ」という名古屋コーチンのお店です。
あぁ、いつも思います。
「美味しいものを研究してくださった方々、本当にありがとう!!」
手羽先ってどこのこと?(鶏肉の部位)
手羽元・手羽中・手羽先ってありますよね。
手羽元は良いとしても、手羽中と手羽先の違いってよくわからなくないですか?
図で見ると、こんな感じ。
要するに、私たちが「手羽先」と呼んでいる部分は、手羽先と手羽中のくっついたものということなんですね。手羽中は、この図で言う手羽先部分を切り離したものになります。
手羽先の栄養・効能
手羽先には、血管や皮膚を丈夫にするコラーゲンが豊富に含まれているだけでなく、ビタミンAも多く含まれています。コラーゲンはタンパク質の一種です。
手羽先には下記のような重要な栄養素が含まれています。
【タンパク質】
炭水化物や脂質とあわせて三大栄養素の一つ。重要なエネルギー源であり、ホルモンや酵素の代謝の調整にも必要です。また、筋肉や臓器、骨、皮膚、髪の毛、爪などに欠かせない栄養素。
【コラーゲン】
皮膚や軟骨などを構成するたんぱく質であり。コラーゲンの合成にはビタミンCやビタミンAが必要。
【ビタミンB6】
エネルギー代謝の補酵素として重要なビタミンで、タンパク質の分解を助ける役割を果たす。
また、アミノ酸の合成や分解を助け、神経伝達物質の合成を促進する作用があります。正常な免疫機能の維持、皮膚の抵抗力の増進、赤血球のヘモグロビンの合成にも欠かせない栄養素。
【カリウム】
手羽先に含まれるカリウムは、過剰に摂取しすぎたナトリウム(塩分)を排出する働きがあります。
お酒に合う手羽先の作り方
【材料】
手羽先 1kg
潰したニンニク 1〜2片(お好みで)
*今回は小さいのを2片使っています。(ヨーロッパのニンニクは日本産より小さい気がします。)
ウイスキー(又はブランデー) 60ml
きび砂糖(又は黒砂糖) 30g
はちみつ 小さじ2
パプリカパウダー(辛くないやつ) 小さじ1
赤ワインビネガー 大さじ2
乾燥唐辛子(粗挽き) 大人用:大さじ1 子供用:小さじ1/2〜1
*我家の次男は辛いのがダメですが、小さじ1でもモリモリいっていました。
塩・粗挽き胡椒
【手順】
1、手羽先をボウルや袋に入れ、塩胡椒以外の全ての材料を加えて30分〜1時間位冷蔵庫でマリネする。
2、その間にオーブンを200度で温める。
3、オーブンの天板にバターを塗り1の手羽先を並べ、塩胡椒してオーブンで15分ほど焼く。
マリネの液は残しておく。
4、マリネ液を手羽先に注ぎ、再びオーブンで水分が蒸発しソースにベタつきと艶が出てくるまで焼く。(20〜25分位)
以上!
簡単で美味しい料理って大好きです。
沢山作っても、あっという間になくなってしまいますよ。
でもそれって作る側からすると嬉しいことですね。
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