腸活の重要性 ー肚(腹)で考えるー

こころ

最近、腸の役割について改めて考えさせられることが多いです。

以前は、腸活の話を聞いてもピンと来なかったのですが、腸の科学について深く知るうちに、その重要性に目覚めました。

腸はアンチエイジングとか、物忘れ防止とか、免疫力の向上とか、精神の安定とか、自分の行動や思考の癖までも変える力があるほどだそうで、非常に非常に興味深いです。

3年程前から瞑想を日々の習慣にしている私ですが、心がざわついて落ち着かない日もあります。
深呼吸一つままならない、目を瞑っても思考で頭がゴチャゴチャ煩い、そんな時です。

仕事のこと、心配ごとや不安、情報過多で頭が追いつかない時。
まさに「今」を生きていない瞬間ですね。
過去の嫌だったことや、近い未来の心配で頭が忙しい時。

そんな時に見つけた解決策が、意識を脳から腸に移すこと。
目を閉じ、脳みそが下に下に移動して下腹部に移動していくことをイメージします。
頭の中の思考が静まり、不思議と心が落ち着いてきます。腸では、脳のような複雑な思考は起こらないようです。

では、「腸で考える」とは具体的にはどういうことでしょうか?

脳が論理的思考を担当するのに対し、腸は私たちの直感や感情に深く関わっています。「第二の脳」とも呼ばれる腸は、多くの神経細胞が集まる場所で、私たちの感情や直感に影響を与えています。

昔の日本人は、頭ではなく肚(腹)で考えていたんだとか。
西洋文化が浸透するとともに、腹ではなく脳で考えるようになり、重心が上がったことでバランスを取りづらくなったという話も聞いた事がありますが、「確かに」と頷ける内容ですよね。
「腹を据える」「腹を割る」「腹がたつ」「腹で笑う」「腹に落ちる」など、腹を使った言葉がたくさんあり、頭より腹を使っていた様子が伺えます。

「腸で考える」ことは、文字通り腸で思考するという意味ではなく、直感に焦点を当て、内なる声に耳を傾けるプロセスを意味します。忙しい日常から一歩引いて、自分自身と深い対話を持つことで、バランスの取れた判断が可能になります。

腸は単に消化を担う器官と思いきや、それ以外にもものすごい重要な役割も持っていたんですよね。
感情や直感、思考と密接に繋がっているので、腸で考えることが習慣になれば、自分の内側にある知恵にアクセスし物事をシンプルに、より的確に対処できるようになります。

腸で考える習慣を取り入れることで、心の静けさを取り戻し、「今」に集中できるようにもなります。アンチエイジングや免疫を高めるのみならず、そんなことからも「腸活」に重きを置いている今日この頃です。

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