海外から見る日本の夏のいいところー五感で感じる夏―

外から見た日本

一足早く、夏休みスタートです。

6月30日以降の航空費は、ビュ〜ンと跳ね上がるため、ギリギリの6月29日に日本に帰ってきました。

それにしても、この航空運賃って高過ぎな気がする。以前なら3往復できちゃう。

ま、時代ですよね。

そんなことより、今回は、日本の夏ってなんて素敵なんでしょう!ってお話です。

このサウナのような湿気、これが当たり前の人にとっては鬱陶しいだけかもしれないけど、ヨーロッパの乾燥した空気から来ると、日本の夏はまさに天然美容液です。

変わったことは何もしてないのに、勝手に小ジワ消えてます!

汗でベタついてるといえばベタついているけど、でも見方を変えてみると、

しっとりしている❤️

しかも頑張らなくても、勝手に日に日に体重減っていきます。
(食べたいと思っても、暑過ぎて意外と食べられない)

海外では、「東洋Magic」と言われているアジア人の見た目の若さ。
もちろん美に対する意識も高いと思いますが、この気候のご利益も大きいと見ています。

ヨーロッパの直射的な太陽に比べると暑いとは言っても優しく、日が沈むにつれて風がうっすらと涼しく変化していく風情も心地良いです。

ヨーロッパの夏は、日向は焦げるように暑く、日陰はひんやり涼しく、日が沈めば肌寒さと変わります。これはこれで汗をかかなくて過ごしやすく、いつかここを離れた時には懐かしく感じんだろうなぁとも思います。でも日本で生まれ育った私は、日中の蒸し暑さから夕方の今日という日が暮れていく少し切ないような心地良い暑さ、夏の夜の匂いと安心感など、「そうそう、これが夏。」と感じる空気の移り変わりに心がときめきます。

そして、そんな夏の私のささやかな、でも極上の日本での毎日の楽しみは、

綺麗な氷(コンビニとかで売っているやつ)を入れて飲むアイスコーヒー。


軽くかき混ぜた時の氷のカランって音と、その容姿、そしてこの気候との相性が最高に好きです。

ヨーロッパにもアイスコーヒーはあるけど、ちょっと違います。
本当にアイスクリーム乗ってきますから。。コーヒーフロートですから。
(おやつが割りとしては美味しいけど)


普通のアイスコーヒーを提供するお店も最近チラホラ出てきたけど、特に飲みたいってほど暑くないんですよ。暑いことは暑いけど、身体の表面が暑いと感じているだけで日本みたいに芯まで暑いってわけではないので、アイスコーヒーが体を冷やしてくれる感動度が全く違います。

ヨーロッパでアイスコーヒーを飲んで出てくる言葉が、「あー美味しい!生き返る〜!」だとしたら、
日本でアイスコーヒーを飲んで出てくる言葉は、「あー、今日もなんて幸せ!最高に幸せ♡あーなんて幸せ!」と、しつこいくらいの幸せを表現できます。

そして、少し涼しくなった夜風を部屋に入れながら飲む、焼酎ロック。


これまた、あのカランって氷の音と、夏の夜の匂いと風鈴の音で、なんとも言えない幸せを感じることができます。

この感覚って、日本ならでは。

どんなに美味しい焼酎でも、なぜかヨーロッパに楽しみに持ち帰って飲んでみても美味しいけど感動するほどの美味しさはなく、どんなに美味しいフランスワインやイタリアワインでも、やっぱり同じで、日本の空気の中で飲んでも少し味が落ちるんです。

この気候、この空気の中で飲む焼酎ロックだからこそ、この味なんです。
あのカラッとした空気で飲むからこそ、あのワインなんですよね。
あ、個人的な感想です。みんな感じている味は違うと思うので。

つくづく思うのは、匂いとか味とかって、その場所の空気とか温度とか湿気とか、時には思い出なんかからも大きく影響を受けているんだなってことです。

それがまた味わい深いんですよね〜。
この1ヶ月、浸って楽しみます。
あ〜、なんて楽しいんでしょ❤️

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