11月も半ばに近付き、こちらはもう薪ストーブが登場し始めました。
寒さは超が付くほど苦手ですが、冬の楽しみの一つがこの薪ストーブです。
薪ストーブというより猫が主役とも思える写真ですが、けっこうな親バカですみません。
薪ストーブの暖かさは、冬を美しいものに感じさせてくれます。
ただあまり近付くと、そこから一歩も動きたくなくなり怠惰な日々を過ごし、そんな自分に嫌悪感を抱き、それを誤魔化すかのように食に走る、という醜い冬を過ごすことにもなりかねないので注意が必要です。 こたつもそうですよね。取扱注意です。
私は寒いと感謝が増えます。
薪ストーブはもちろん、朝の温かいシャワー、温かいお茶、温かいご飯とお味噌汁、って全部「温かい」がついていますが、鍋料理、コート、家、バスや電車、カフェ。。
すべてがありがたいです、本当に。
そして今、庭では業者のお兄さんが我が家の浄化槽を取り除いてくれています。
「2022年の夏頃には下水が通るから」って話でこの土地を買わせて頂いたのですが、それから1年と数ヶ月、やっと下水が通りました。日本じゃないので、このくらいのギャップには驚きません。3年待ちだってあり得ると覚悟していました。
でも、やっと色々気にせずに水を使えるようになり、タンクを気にしないでいい気楽さに感謝の気持ちがわき、
寒い中、一生懸命作業してくれているお兄さんにも、ありがたい気持ちがいっぱい。
なんだかんだ言っても、今までお世話になった浄化槽にも感謝だし
今日の作業のために、様々な手配をしてくれていた夫にも感謝。
ここ数年よく思うのは、すべて陰と陽なんだなぁってこと。
「つらい」とか「苦手」とか「嫌だ」とかって気持ちは歓迎したいようなものじゃないけど、でもそれがあるから「嬉しい」とか「幸せ」とか「感謝」とかの気持ちを感じることができるわけです。
寒い冬があるから、人や物の温かさやありがたさを感じることができるんですよね。
水の量を気にしながら入浴や洗濯をしていたからこそ、気にしないでいいっていう気楽さを喜べるわけです。(とはいえ、水道代は気にします)
生きていると、時には嬉しくないことも起きたりするけど、でもそれも同じで、そこから気付けることが色々あるということでしょう。ネガティブさえ、一つずつ噛み締め味わっていこうと思えるようになった50歳です。年齢を重ねる良さもあるものです。
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