今日は少し変な話です。
私は6年前に最愛の母を事故で亡くしました。
母親であり、親友であり、姉妹のような存在でした。
あまりに突然過ぎて、涙腺は崩壊していたし、冬なのに大量の汗をかいて目覚めるなど自律神経もおかしくなっていたのですが、夢を見ているようで実感は湧きませんでした。実は今でも実感はありません。
以前の記事に書いたように、私は祖母も大好きでした。
祖母と母に貰った愛情は、今私が家族や友達、出会った人たちに愛情を感じる源となっている気がします。息子たちにも表向きにではなくとも惜しまず愛を伝えたいのは、親からもらった愛が息子たちの奥深くの心に刻まれると思うからです。そして、今度は息子たちが自分の子供たちや周囲の人々に愛情を循環させていくはずです。
もちろん、これは親子に限ったことではなく、友達でも配偶者でも親戚でもご近所さんでも先生でも誰から頂いた愛情でも同じように循環していくと思います。私も、今まで出会ったたくさんの人達からもらった笑顔や優しさは今でも心に温かさとして刻まれ、誰かを笑顔にしたいとか優しくしたいという思いの原動力になっています。やはり循環するものです。
さて、そんな感謝の思いから、私は毎朝母と祖父母、ご先祖様方に手を合わせるのですが(仏壇は日本の実家にあるので写真に向かって)、目を瞑って手を合わせていた時に、ふと感じたことがあって「うわあああ!」ってなりました。
それは「私自身がご先祖さま」ということに気付いてしまったから。
意味わからないですよねぇ。。
でも感じてしまったんです。そんな感覚がポワッと浮かんできたんです。
私たちは(皆んなですよ)、会ったこともない遠いご先祖さま方全部の思いを受け継いだ存在です。
だって、私に愛をくれた母は祖父母からもらった愛を、祖母は曽祖父母からの愛を母に、そして曽祖父母はそのまた親からの愛を祖母に・・・って繰り返してきたわけです。
だからおおもとのご先祖さまからずっとの愛情を、私たちは受け継いだって事になりますよね。
そして、遺伝子とかもありますがもう一つ、以前の記事に書いた「恐怖遺伝子」のことも思い出しました。要するに、様々な形でご先祖様方の思いや愛や経験が私たちの中に伝わっているという事です。
だから、お墓参りとか仏壇に手を合わせるとかも大事ですが、もっともっとご先祖様を大切にする方法は、
「自分自身を大切にすること!」
自分自身に感謝し、愛を伝え、丁寧に扱うこと。
自分をけなしたりしたらダメですよ。
自分を嫌いになったりしたらダメです。
自分はダメなやつとか思ったらダメなんです。
だって、それはご先祖様方みんなを否定する事になってしまう。
しかも、それはただの思い込みなので。
みんな凄いんです。
みんな奇跡みたいな存在なんです。
みんなめちゃくちゃ大きな存在です。
だって、計算できないけど、ご先祖様方って何人います?
ちょっと調べてみたら、300年前くらいまで遡っただけでも4000人らしいですよ?!
2000年前とかだったら???(頭ぐるぐる)
これって皆んなですよ?
人類みな兄弟って本当なんだぁ、って謎に納得してしまいました。
論理的にお話しできる脳みそが無くて申し訳ないですが、とにかく私はその言葉が降ってきた時から
「やっぱり皆んなすごい存在なんだ!!」って改めて分かりました。
ちょっと意識してみてください、ありえない人数のご先祖様方が自分の中にいることを。
なんかものすごいパワーが湧いてきませんか?
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