日本のお米って美味しいですね。
個人的には、ジャスミン米とか玄米、インド米などあらゆるお米が好きですが、日本の白米と玄米には格別な思いがあります。ずっとお米で育った日本人ですから。
自慢できることではないですが、私は食べるのが早くてあまり噛みません。
でもお米だけは、よーく噛みしめるのが好きです。
朝、まず生姜と蜂蜜入りの白湯を飲み、しばらくしてから朝食を取るのですが、いつだってまずはお米オンリー。まず一粒一粒をゆっくり噛みしめたくて、姿勢を正して何口か静かに味わいます。
この静かな時間が、平日の朝の楽しみのひとつです。
気が済んだら、お味噌汁にも手を出します。お味噌汁とお米の組み合わせも最高に好き。
具は変われど、平日は毎朝お味噌汁とお米ですが、ぜんぜん飽きないんですよね〜。
家族はどうか知りませんが・・。
へたに聞いて「違うのが良い!」と言われるのが怖いので、あえて聞きません。
神道では昔から「お米一粒の中には7人(柱)の神様が宿っている」といわれているようです。
聞いたことはありますか?一粒に7人ですよ?!
7人の神様とは、諸説あるようですが「太陽、雲、風、水、土、虫、作る人」のことを指す説がしっくりくるような気がします。
植物の成長には当然太陽の恵みがあり、
でも太陽が当たり過ぎるのも困るので適度な雲からの恵み、
受粉のために風が助けてくれて、
田んぼにはキレイな水の恵みが。
栄養豊富な土の恵みがあり、
害虫を食べてくれる益虫からのサポートもあり
そして、丹精込めて大変な作業を繰り返し、米を育ててくれる作り手の愛が入っているのですね。
日本人の米離れが進んでいるとか聞きますが、もしそれが真実なら勿体無いなぁって思います。
日本人のパワーは米で作られると信じている、というより感じます。
実際「気」という字は、戦前は「氣」と書いていたようで、まさに米からエネルギーを頂いていたと思うのですが、今では日本人の「気」は〆られているようです。
最近パンや麺ばかりだなって方、是非お米も食べて下さいね!
じっくり一粒一粒のお米に宿る神々を感じながら。
そして、まず米農家さんに潤っていただいて、さらに安全で愛のこもったお米を作ってもらいましょう!(米農家さんの回し者ではないですよ、笑)
みんなで幸せになれる未来を目指したいですね。
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