更年期・・
仕事、介護、子育て、ホルモン、シワ、白髪。
なんでこんなに、一気にくるんだろう。
なんかの罰なの?
え?若い頃チャラついてたから?
それとも、徹夜で遊んじゃったりしてたから?
イライラするし、疲れてるし、眠れないし、なんか虚しいし。
若い頃には感じなかった「老い」みたいなものが、
じわじわ近づいてくる感じ。
子どもが巣立ち、
「さあ自由だ〜、これからは、もう一度自分の人生を!」と思ったのに、
なぜか燃え尽きてたり。
夫と二人きりになって、「あれ、この人とどう話すんだっけ」ってなったり。
そんな悩みや不安ってよく聞きますよね。
でも実は、あなたの身体は、
なんとも思っていないかもしれません。
そのしんどさを全然気にせず、日々幸せにホワァンとしているのが
身体だったりします。少なくとも私の身体はそんな奴です。
身体って、私たちが現実と思っているものと違う世界を見ています。
いや、実はわたしたちが違う世界を見ているという噂も・・。
(「どういうこと?」という話は、体験記にも書いています)
体験記でも語ったように、わたしはある日、自分の身体と頭が
まったく違う動きをしている、という興味深い体験をしました。
頭は完全にパニック状態なのに、心はウキウキ
喜びに目が輝いているような変な状態。
それが何だったのか気になって、色々と調べてみたのです。
わたしたちの身体には、「アクセル」と「ブレーキ」の神経があります。
交感神経(アクセル)と副交感神経(ブレーキ)ってやつです。
交感神経は「戦うか逃げるか」の緊張モード。
副交感神経は「休んでいいよ」のリラックスモード。
更年期前後って、ただでさえホルモンバランスが乱れて、
自律神経がグラグラしやすい時期ですよね。
そこに、仕事・介護・夫・老い・将来不安・・と、心配の種が山盛りになる。
頭はフル回転で「気をつけろ、急げ、どうにかしなきゃ」と
アクセルを踏み続けて、身体はずっと戦闘態勢。
これ、ブレーキ側がうまく機能していない状態だと思いませんか。
これが続くと、科学的にも身体に影響が出ることがわかっています。
免疫が乱れやすくなる、眠りが浅くなる、感情が不安定になる、消化が乱れる・・。
「最近なんかあちこち調子悪い」には、こういう理由もあるかもしれません。
さらに、慢性的なストレスが続くと、
細胞レベルで老化が進みやすくなるという研究もあります。
逆に言えば、身体がリラックスした状態でいられると、
その速度がゆっくりになる可能性も!🥹
「老いが怖い」なら、
頭の中でぐるぐるしている場合じゃないかもしれません。
ブレーキを踏まなきゃ〜!
ところで、「身体から脳への信号」と「脳から身体への信号」、
どっちが多いと思いますか?
研究によると、なんと約80%が「身体→脳」方向だそうです。
脳が身体に命令しているんじゃなくて、
身体の方が脳にずっとたくさん情報を送っている。
「頭よりも先に、身体のほうが知っていることがある」
これ、体験から感覚としては気づいていたけど、
科学もそう言ってると知って、なんだか感動しました。
つまり、身体の声を無視して頭だけで生きていると、
実は情報の80%を捨てながら生きているようなもの、かもしれないわけです。
じゃあ身体優位だと何が起こるのかってことですが、
身体がブレーキを踏めるようになると、こんな変化が起きると言われています。
感情
小さなことでカッとなりにくくなる。
夫のあの行動も、「まあいっか」で流せる日が増えてくる(かもしれない)。
個人的には、焦り、不安、反芻なんかもかなり減ると思っています。
身体
細胞の老化がゆっくりになる可能性がある。
免疫が整いやすくなる。眠りが深くなる。
腸・気分
腸の調子と気分はつながっている、というのは研究が進んでいる分野。
腸が整うと、心も整いやすくなるらしい。
まあ、これは腸活も流行ってたし、結構知られていることですよね。
人・つながり
これは意外かもしれませんが、身体が落ち着いてくると
「人と一緒にいるのが心地いい」「誰かに優しくしたい」という感覚が自然に出てくるそう。
これは本当にそう思います。自分と他人がつながっている感覚に触れます。
世界の見え方
同じ景色が、ぜんぜん違って見える。
前は気にならなかった空の色とか、風の感触とか。
これは科学というより、体感の話かもしれませんね。
じゃあ、ここが肝心。
どうやってブレーキを踏むのか。
文字通り、速度を落とす、止まるのが一番簡単な気がします。
立ち止まってみる。
味わってみる。
感じてみる。
ボケーっとしてみる。
もう満ち足りている今を感じてみる。
「身体に戻る」って、そういう小さなことの積み重ねだと思っています。
効率とか、正解とか、もっとちゃんとしなきゃ、をいったん置いといて。
「今、ここ、これ、気持ちいい」を、ちょっとだけ優先してみる。
それだけで、身体はちゃんと応えてくれる気がします。
だって、身体はずっと、あなたに話しかけていたと思うからです。
そんな話も記事にしたいと思います。
